ガウディの世界を堪能
4月16日
本日の予定
- サグラダファミリア
- グエル邸
今日いよいよサグラダファミリアにぶっ込む。
ネットの情報によるとかなり混雑するので事前に予約しておいた方がいいということで、<聖堂+塔>の入場券を予約した。
聖堂の入場時間を12:00、塔の入場時間を13:00に指定した。
塔は「生誕のファサード」と「受難のファサード」の2つあり、僕は「生誕のファサード」を選択した。
「生誕のファサード」は景色が良いのと塔の飾りを間近で鑑賞できるということで人気らしい。
ワクワク感はんぱない!
いつものツアーバスに乗ってサグラダファミリア前までかっ飛ばす。
サグラダファミリアに到着。
間近で見ると迫力あるなあ。
早く着いたのでサグラダファミリアの近くの広場で時間をつぶす。
ソーセージやサンドイッチなどを売ってるテキ屋みたいなお店があったのでそこでタコスを注文した。
思ってたよりマズかった。
時間が迫ってきたので入り口に向かう。
近くで見ると細工がこまかい…。
まるで内側から成長している生き物のような不思議な印象を受けた。
彫刻は外側から加工するが、彼の作品は内側から生成しているようだった。
聖堂に入場する。
自然の光がこれほど美しいとは…。
130年以上前に設計されたとはとても思えない。
息をするのを忘れるほど神秘的で美しい空間だった。
あっという間に塔に登る時間になった。
行きはエレベーターで登る。
上昇します!
バルセロナ市街が一望できる。
真ん中の弾丸のようなタワーは「トレ・アグバル」という水道局のビル。
外尾悦郎氏による「果実の彫刻」
外から見ていたサグラダファミリアの彫刻に手が触れられるほどの近距離にあって少し興奮した。
帰りはこのらせん階段を降りる。
想像以上に長く、グルグル回るのでちょっとめまいがした。
キリストが亡くなる最後の2日間の出来事が書かれた扉を抜けて聖堂を出る。
サグラダファミリアは死ぬまでに一度は見たい場所だったが、期待をはるかに上回る体験ができた。
2026年に完成予定とのことで、その頃にまた来たい。
次はグエル邸に向かった。
賑やかなランブラス通りから路地に入り、うっかりすると通り過ぎてしまうような目立たない場所にグエル邸があった。
グエル邸はガウディ初期の作品で、完成後大きな改修をしていないのでほぼ当時のまま現存している。
こんな鉄の細工見たことない…。
よく見るとグエル伯爵のイニシャルである"G"の文字が見える。
それでは…、
おじゃまします!
地下は厩舎になっている。
蹄の音が響かないように木の床のポーチを設置したり、馬の臭いがこもらないように換気も工夫されている。
天井が星空のように見えて小宇宙にいるようだった。
光の取り入れ方がとても上手でため息が出るような幻想的な空間だった。
屋上に飛び出す。
屋上には「きのこの里」みたいな形のカラフルでポップな煙突があった。
グエル邸はコンパクトながらも、世紀の大作であるサグラダファミリアの原型を随所にのぞかせていた。
今回はガウディの魅力を心ゆくまで堪能したバルセロナの旅だった。
次はマドリッドに向かいます!