ベルギー<日本男児の底力>
5月1日
本日の予定
- グラン・プラス
- サン・ミッシェル大聖堂
- 小便小僧
おはようございます!
今日も生きてます!
Thalys(タリス)に乗ってパリ北駅からブリュッセル中央駅に向かう。
車体も内装もワインレッドでカッコいい。
接客も丁寧で乗り心地も良く、デザートも美味しかった。
これまで乗ったヨーロッパの列車の中でThalysが一番好きだ。
ブリュッセル中央駅に到着。
「世界で最も美しい広場」(一体何個あるねん)のひとつと言われるグラン・プラスに向かう。
高い尖塔を頂く市庁舎やギルドハウスが建ち並び、14世紀の雰囲気が色濃く残る美しい広場だ。
竹下通りみたいな匂いがする。
この辺りはワッフル屋さんやチョコレート屋さんがめちゃくちゃ多いので、どこからともなく甘い香りが漂ってくる。
ベルギーワッフルをつまみながら、サン・ミッシェル大聖堂に向かった。
サン・ミッシェル大聖堂は王室との関係が深くベルギーで一番格式の高い教会で、グラン・プラスから歩いて7分ぐらいの場所にある。
この辺りは観光名所が密集しているのでコンビニに行くような感覚で回れてありがたい。
大聖堂に到着。
さすがに約300年かけて作られただけあって大きく重厚感のある教会だ。
巨大なパイプオルガンだ。
8月と9月の毎週月曜夜8時に生演奏をしていて、それ以外にも不定期に開催しているようだ。
これだけ大きいとかなり迫力があるに違いない。
すごい躍動感だ。
これがチョコレートでできていたらもっとすごい。
王室の宗教行事や結婚式をこの教会で執り行なわれているが、普段は地元の人が集まる教会といった感じで静かで落ち着いていた。
次に「世界三大がっかりスポット」のひとつである「小便小僧」に向かう。
路地の一角で中国人の群れががっかりしているのが見えてきた。
たぶんあれが「小便小僧」だろう。
がっかりされすぎてサトリ世代のような諦めきった表情になっている。
ちなみに日本にも小便小僧があるのをご存知だろうか。
圧巻である。
日本男児ここにあり!
竹下通りに置いてみたら案外有名になるかも知れない。
スイーツと「糖尿病」は相乗効果抜群だ。
次に明日アントワープに行くための下見としてブリュッセル北駅に向かった。
駅に向う途中大通りを離れて路地に入った瞬間、イスラム系の住民が増えてガラッと異様な雰囲気に変わった。
北駅の構内も昼間にもかかわらず薄暗く、ホームレスがゾンビのようにうろついていた。
明日の乗り場を確認してさっさと帰ろうと踵を返して早足で歩き出すと、後ろの方から怒鳴り声がしてガシャン!と瓶の割れる音がした。
銃を構えて武装した軍人が巡回しているとはいえめちゃくちゃビビった。
ブリュッセル北駅と南駅周辺は安いホテルが多いがなるべくそこは避けた方がいいと思う。
多少高くはなるがブリュッセル中央駅周辺のホテルは安全だ。
ヨーロッパでは大きな駅周辺エリアは貧困層の溜まり場になっていて治安が悪いところが多い。
日本と逆のパターンがけっこうあるので注意したい。
明日は「フランダースの犬」ラストシーンの舞台である「アントワープ聖母大聖堂」に向う。