モナコとニース 4時間で2カ国観光
4月14日
本日の予定
- カジノ・ド・モンテカルロ(モナコ公国)
- ニースの海岸沿いを散歩(フランス)
ミラノ中央駅からニース駅まで電車でゆられること約7時間。
ニースはパリに次ぐフランスで2番目の観光都市で「リヴィエラの女王」とも呼ばれる世界的なリゾート地だ。
僕の地元にコート・ダジュールというカラオケ屋があるが、まさか本場に来るとは思わなかった。
あ、海が見えてきた!
熱海みたい!
ニース駅に到着。
青空に吸い込まれそう!
温暖な気候といわれるだけあって風が気持ち良くて空気も新鮮だった。
ニース駅は他のヨーロッパの駅に比べてとても清潔でゴミがひとつも落ちていないのが印象的だった。
さて、今日はフランスとモナコの2カ国を観光しなければならない。
しかも今の時刻は16時過ぎだ。
急がねばならない。
といってもニース駅からモンテカルロ駅まで20分ぐらいで着くので、イオンに行くぐらいの感覚だ。
モナコ公国のモンテカルロ駅に到着。
輝きが増してる!
さすがにお金持ちの国だけある。
自販機も液晶のタッチパネルで購入するタイプだった。
さっそく使ってみようとお金を入れると、白人のキッズが通りすがりにタッチしたため
スニッカーズが出てきた。
ありがとうございます!
スニッカーズを片手にカジノで有名なモンテカルロを目指して歩き出した。
モンテカルロ駅はいわば崖に建設されたような巨大な駅で出口が3ヶ所ある。
その3ヶ所の出口がそれぞれかなり離れているので、どの出口を選ぶかによって旅行者の運命が決まる。
F1好きの方はご存知だろうが、モナコは坂が多い上に道が曲がりくねっている。
そのため道が立体的に交差しているので、google mapを使っても迷ってしまう。
僕はヴェネツィアですでに十分な訓練を受けていたのでスッとカジノに到着した。
これが有名なカジノ・ド・モンテカルロか。
なんて綺麗な金庫!
高級車がずらり
こんなウーバーに乗ってみたい。
フェラーリ、ランボルギーニ以外にもブガッティ、パガーニなど日本ではあまり見かけないような車がいっぱい走っていた。
夜になるともっと派手になりそうだったが、ニースの夕日が僕を待っているのでこの辺で引き上げた。
ニース駅に到着。
海岸まで少し歩く。
なんとか夕日に間に合った。
遠くの方で親子が釣りをしている。
潮風に乗って届く笑い声が僕の鼓膜をやさしくふるわせた。
夕焼け空があらゆる輪郭をゆっくり溶かしていく。
暗くなるまでこの平和な時間を心ゆくまで愉しんだ。
この場所から空港を飛び立つ飛行機がよく見える。
僕は明日あの飛行機に乗ってバルセロナに向かう。
夜風が冷えてきた頃、すっかり夜の化粧をしたニースの街を抜けて宿に帰っていった。