フィレンツェのダビデ
4月9日
本日の予定
- ウフィツィ美術館
- サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
- ジョットの鐘楼
- ミケランジェロ広場
おはようございます。
今日も頑張ります!
いつものように早朝からウフィツィ美術館の入り口に待機する。
早めに待機することにもだいぶ慣れてきた。
だんだんiPhoneの発売日も余裕な気がしてきた。
ウフィツィ美術館に入る。
近寄らないで!
邪魔するぜ。
長い廊下だ。
中に入ると美術館の大きさを実感する。
今日は昨日とうってかわって良い天気だ。
ヴォッキオ橋が見える。
700年近く前に建てられた橋でその上にアパートが建っている不思議な橋だ。
展示室に入る。
有名作品が多数展示されている。
新しいダビデ像かな。
たくさんの美術品を見て疲れたのでカフェで休憩する。
気ん持ちええ天気やなあ!
カフェテラスから大聖堂のクーポラ(丸天井)やべッキオ宮殿が一望できる。
美術館のカフェって本当はこういうのがいいんですよね。
ヨーロッパの美術館を見ていつも感じるのは、芸術作品に対して最大限の敬意をもってものすごく大切に扱っていること。
作品がもっとも美しく魅せられるように建物ごと作品を迎えているように感じる。
そう思うと芸術作品を消費の対象にしているような巷の商業主義的な美術館が急に哀れに思えた。
素晴らしい作品と美術館をあとにして次の目的地に向かった。
カフェテラスから見えていたサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂に到着。
近くで見るとやっぱり大きくて迫力がある。
教会に入る。
ウフィツィ美術館からも見えていたクーポラの内側には「最後の審判」が描かれている。
やさしい灯りはこの教会の雰囲気にとても似合っていた。
このあとジョットの鐘楼に登らなければならないので、ここでしばらく体力を回復しておく。
さて、
登ります!
まだまだ行けます!
降りてくる人も同じ階段を使うのでギリギリに身体をかわしながら頂上を目指す。
着いた!
旅行会社のパンフレットで見たことある!
人がゴマ粒のようだ。
素晴らしい景色に時間を忘れて眺めていた。
これが長年フィレンツェの人々に時を告げていた鐘だ。
とても重量感があってどっしりとしていた。
雲行きがあやしくなってきたので、次の目的地であるミケランジェロ広場に向けて足早に出発した。
ミケランジェロ広場まではアルノ川を渡って小高い丘を登ったところにあるので歩いて向かうのは少し大変だ。
一応バスも出ているらしいが、やはり歩いた方が街の雰囲気を感じられるので結局歩いて向かうことにした。
30分ほど歩いて到着!
ようこそ広場へ!
ダビデ、お前ちょっと痩せたんちゃうか?
ここからの景色も素晴らしい。
運動して火照った身体に心地よい風が吹き抜けた。
夜景も綺麗だろうなあ。
景色を見ながら昼食のパニーニを食べる。
近くでギターを演奏しながら歌っている歌手がいてとても居心地がいい。
今日でフィレンツェとはお別れだ。
フィレンツェは街並み自体が美術館のように美しく、落ち着いた雰囲気と調和していて歴史の趣を感じる街だった。