リスボン<サンタジェスタからこんにちは>
4月21日
本日の予定
- サンタジェスタのリフト
- ビッカのケーブルカー
- ジェロニモス修道院
- 発見のモニュメント
- ベレンの塔
人生初の夜行列車に乗って朝の7:20にリスボンのオリエンテ駅に到着。
夜中にものすごい嵐が襲ったので怖くてあまり眠れなかった。
地下鉄に乗ってRossio駅に到着。
寝不足の頭には強烈なデザインだ。
しかもリスボンの石畳は他の国と違ってめちゃくちゃボコボコしていてた。
ボコボコというより、もうすでに何個か石が抜けていた。
しかも雨で濡れてたのでかなり滑りやすく、コケないように生まれたての子羊のような足取りで歩いた。
いまコケないようにと言ったが、実は一回コケた。
先に進む。
サンタジェスタのリフトに到着。
平日の朝にも関わらずすでに行列ができていた。
下から見る限りではそんなに高く感じられなかったが、実際に登るとスゴいんだろうなあ。
上昇します!
どうやらエレベーターを降りてさらに最上階があるらしい。
けっきょく階段で登るんかい!www
やっぱり最上階にあがると見晴らしがいいなあ。
オレンジの屋根がヨーロッパって感じで可愛い。
女子ウケ抜群やな。
次はビッケのケーブルカーに向かう。
途中、無印良品で爪切りを買った。
ポルトガルは物価が安いのに無印良品は高かった。
値札を見たら日本より高い値段に書き直されていた。
無印良品はヨーロッパでは高級良品だった。
リスボンは坂が多い。
ケーブルカーの線路が坂道に沿うように伸びている。
さっきから30分ぐらいビッケのケーブルカーを探し回っているがまったく見つからない。
完全に迷ってしまったようだ。
犬も迷っている。
諦めかけてふと路地を見ると、
見つかったけど、
どうリアクションしていいかわからなかった。
おじさんにお金を払って乗車する。
1分間ほど乗車してさっき歩いてきた坂を逆戻りした。
ガイドブックと全然違う景色におばちゃんも爆笑していた。
トラム(路面電車)に乗ってジェロニモス修道院に向かった。
ジェロニモス修道院は大航海時代、バスコ・ダ・ガマによるインド航路開拓によって得られた莫大な利益で建てられた。
香辛料の力は偉大だ。僕もカレーは大好きだ。
修道院に入る。
蜘蛛の巣のような特徴的な屋根だった。
回廊を通って中庭に出る。
うーん、どこから撮っても絵になるなあ…。
マヌエル様式の装飾も素晴らしい。
次は発見のモニュメントに向かう。
先頭にいるのが航海王子エンリケだ。
彼の後ろに当時の探検家、科学者、地理学者などが連なっている。
一番うしろの学者は絶対にエンリケが見えていない。
何の行列かわからずとりあえず並んでる人みたいだった。
モニュメントの手前の大理石の床は世界地図になっていて、ポルトガル人が発見した国の年が書かれていた。
日本も1541年に見つけられていた。
いろいろ回って少し疲れてきたが、勢いで最後の目的地ベレンの塔に突撃した。
風雲たけし城のようだ。
雲の感じが存在感を際立たせている。
入ってすぐのところに大砲コーナーが設置されていた。
たけし城挑戦者の行く手をはばむ。
長い階段を登って屋上に出る。
遠くに4月25日橋が見える。
この橋はサンフランシスコのベイブリッジを手がけたアメリカン・ブリッジ社が建設したらしい。
ヨーロッパの長い旅も中盤に差し掛かってきた。
大航海時代はじまりの地に立って遠い日本を懐かしんだ。